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上洛

戦国大名が京都に進駐すること。京には室町幕府や朝廷があり、日本の政治的中枢。
天下を目指すには上洛が必要不可欠条件だった。

三好三人衆

畿内に勢力を広げた戦国大名、三好家の重臣。三好長逸、三好政康、岩成友通の三人で
松永久秀と共に将軍襲撃に携わった。

征夷大将軍

日本の武家を束ね、幕府を開く権利を持つ軍事的権力者。
戦国乱世では実権を失いつつあったが、威光はなお利用価値がある。

将軍宣下

将軍職を朝廷に任命されること。
力では奪えず、勢力拡大や名声を高めるなどして、天下人と認められる必要があった。

やまと朝廷

姫巫女を頂点とする日本の最高権威。
神話の時代から国を治めてきたと言われており、全ての民から崇敬されている存在。

関白

公家を束ねる政治的権力者。
現関白の近衛前久は朝廷を実質的に支配し、政治を思うままに操ってしまっている。

観音寺城

現在の滋賀県南部にあたる南近江の本城。
六角承禎が立て篭もったが、織田家の攻撃に耐えられず、甲賀へと敗走していった。